マスクで目立たない口臭 実は増えている?

コロナの感染拡大を抑えるために三密を避ける、ソーシャルディスタンスを保つとともにエチケットとされるのがマスク着用です。http://www.alt-base.jp/

マスクを着用の目的は口からウイルスが侵入することと自分がウイルスをまき散らすことを予防するのが目的です。

口臭はマスクをしているとめだたなくなるので、口臭のことは忘れているかもしれません。

しかし、マスクをしていることは口臭を悪化させている可能性があるのです。

ゼネラルリサーチ株式会社が歯科医(1,065人)にアンケートを取った結果、「コロナが感染拡大している中で、口内環境が悪化している患者様が増えていると思いますが?」という質問に「とても増えている」と答えた人が34%、「増えている」と答えた人が53%、「増えていない」と答えた人が12%となりました。「減っている」と答えた人はいません。

この口内環境が悪化した原因は何でしょうか。同じアンケードでは歯科医師は唾液の量が問題だと答えています。

唾液の量が減少する原因には口呼吸、加齢、ストレス、会話量の低下、運動不足といわれています。

コロナ感染拡大でテレワークが奨励されています。テレワークは会話量の低下に直接結びつくことが考えられます。

「コロナうつ」が問題になっています。テレワーク、外出自粛また、コロナ感染対策による経済的な活動の低下による収入の低下が指摘されています。この3つの条件はストレスの原因となります。8月、9月から女性の自殺が増えていることから、ストレスが増えていることの証かもしれません。

テレワークや外出自粛は運動不足に直接結びつきます。このことから、コロナ感染拡大は唾液の低下に直接つながり、人々の口内環境の悪化の原因になっているかもしれません。

コロナ感染拡大の対策の一つであるマスクは口臭が他人にはわかりにくくなっているかもしれません。しかし、マスクによって自分の口臭には気づきやすくなっていると思います。マスク着用はまだまだ続きそうです。口内環境の悪化によって口臭が悪化する可能性があるので、他人に気づかれないうちに対処をしておきましょう。